葬式の際に女性が持つバッグですが参列時には最低限のものだけはいればよいので、必要なものを入れられるサイズを選ぶことです。香典を包んだ袱紗にお財布にハンカチ、携帯電話や数珠などが基本的な持ち物ですが、足元の予備として黒ストッキングを持参したり、熱い時期なら扇子も必要になります。10cmかける25cmほどのコンパクトサイズでも最低限のものを入れるには良いですがお財布が折り畳みではなく長財布だと入りきらないかもしれません。
葬儀参列時にはお清めの塩を小さな袋に入れて渡されますが、神道では身を清めるために使われる儀式です。お通夜や告別式への参列でけがれた気に触れた際、この穢れを家に入る前に清めることができます。家に帰って一息ついてから始めるのではなく、まだ玄関に入る前に行うのが基本のやり方です。都会では周囲との住まいの距離がとても近いですし、人の数も多く常に人の視線がありますので、玄関先でやるのは周りの目が気になる事もあります。
身内に不幸があると早急に決めなくてはいけないことや、やることがたくさん出てきてとても忙しくなります。特に急なことで何も事前に決めていない場合にはどうしていいか分からず、遺族も途方に暮れてしまいます。そんな時には、最初に業者に連絡を取ることで今後の詳しい流れが分かります。例えば身内が病院で亡くなった時には、あまり時間を開けずに病院から搬送しなくてはなりません。すぐに連絡を入れることで、車の手配をしてもらえます。
日本で生活する方の場合、仏教が中心で、お葬式に出席する時など、マナーをきちんと押さえていることで、一般的なあいさつの仕方で十分に対応できるケースは多いです。しかし、グローバル化が進み、世界のいろんなところで働き、知り合いもたくさんできる方もいます。知り合いが増える中で、結婚式に招待される場合もあれば、お葬式に出席する場合もあったりと、世界の葬儀方法をきちんと学んでいることで、落ち着いて対応できます。