知らないと大変！いまさら聞けない葬儀ノウハウ

告別式の方法や時間、参列者の数などはそれぞれの遺族の方針によりますが、納得のいく葬儀を行うためには、早い時期から十分な準備が必要となります。地域に根差した葬儀社の中には、様々な宗派や宗教に対応した葬儀のプランを用意したり、料金を分かりやすく設定したりしているところがたくさんあるため、時間を掛けて依頼先の候補を見つけるのがおすすめです。また、告別式に多くの参列者を招待したい場合には、会葬礼状の発送手続きに時間が掛かったり、当日の対応が難しくなったりすることもあるため、適宜葬儀社の担当者にサポートをお願いすることが大事です。

昔から葬儀というのは一種の穢とみなされています。生が陽であるのならば、死は陰とみなされるため、扱いには注意が必要です。そのため、葬式から返ってきたら、穢れを祓うために体を清める必要があります。そのまま家に入ってしまうと、穢を持ち込むことになるので、あまり好ましくないからです。では、どうやって穢れを祓うのでしょうか。それは、お塩を使って穢れを祓います。香典返しには、小さな袋に入った塩が付属している場合があります。

葬儀場は各地に多数ありますが、予算や親族の希望に合う会場を見つけるうえで、時間を掛けてそれぞれの会場の交通の便や営業時間、葬儀に関するサービス内容などに目を向けることが大切です。最近では、契約の前に会場内の見学ができる葬儀場も増えているため、納得のいく葬儀を行うために、積極的にいくつかの会場を回ってみるのもおすすめです。また、家族葬から社葬まで幅広い葬儀のスタイルに対応している会場については、一年を通じて通夜と告別式の予約が取りにくくなったり、他の会場と比べて料金が高くなったりすることがあるため、じっくりと会場の候補を選ぶことが大事です。

葬儀の種類として一般葬や家族葬の他に、最近では1日葬や直葬といった種類なども増えてきています。ただしそれ以外とは異なる葬儀の種類の1つとして、生前葬と呼ばれる葬式タイプを選ぶ場合も増えてきています。この生前葬は自分の葬儀を自分が生きている内に葬式を行う方法であり、自分でプランを考えて葬式を行う事が可能となります。では実際に生前葬を行う上で得られるメリットですが、自分の好きなプランを考えて出来るというのは大きな特徴です。