葬儀業者の数は年々増加の傾向が見られますが、予算や葬儀のプラン、段取りなどの希望に合うところを見つけるには、じっくりと業者ごとの取り組みに目を向けることが肝心です。顧客対応が良い業者の中には、対面や電話、メールなど色々な方法で通夜と告別式に関する相談に対応しているところも多くあるため、積極的に業者探しをしてみるのも良いでしょう。最近では、大手の業者をはじめとしてシンプルで準備の手間が掛からない家族葬のプランをメインに扱っているところが増えており、様々な立場の顧客の間で支持が集まっています。
大切な家族の葬儀を執り行う葬儀場は、故人の希望はもちろんのこと、遺族の希望に合わせて選ぶことができます。最も多く選ばれているのは運営が自治体の公営の葬儀場です。大きな特長は費用が安く、必要なサービスを受けられる点です。でも、安い費用で利用できるということもあり、希望者が多く、なかなか予約が取れないことが多いと言われています。そのため、葬儀の日取りが決まった時点で、なるべく早い段階で電話をして予約することが大切です。
葬儀は亡くなった時に行うお別れの場となりますが、自分自身の葬式を自ら執り行うのが生前葬となります。自分で予算を決めプランを決めた式にする事ができ、直接自分の言葉でお世話になった人へ伝える事が出来ます。また生前葬を行う事でいざ亡くなった時には、葬儀は行わないので遺族への負担を抑える事も出来ます。ただし注意点として生前葬を行った際に招待されなかった人の中で、亡くなった際に最後のお別れをするために葬儀を開いてほしいという要望が出る可能性もあります。
お通夜は基本的には、夜間に行いますが、告別式は午前中から午後に行うのが一般的です。現代は仕事や育児、アルバイトなどで忙しい人が増えているので、お通夜に参列する人が増えています。予定があり、お通夜に参列出来ない場合は昼間に参列するのがマナーです。服装のマナーは、お通夜と同様に男女共に、黒の喪服を着用します。暑い時期でもクールビズは厳禁なので、男性も女性もジャケットを着用することが大事です。暑い時期は夏用の涼しい素材の喪服を着用すると良いでしょう。