家族が亡くなってしまったのでお通夜と告別式を執り行わないといけないけれど、費用が困る人が多いです。まずは、比較サイトなどを利用してなるべく費用を安く済ませることができる業者を探しましょう。価格競争が行われていますので、1円でも安く済ませることができるはずです。今では家族葬にする人が多く、家族葬であれば規模があまり大きくありませんからあまり困らなくて済むかもしれません。それでも費用が高いために躊躇してしまう人もいるかもしれません。
場所を手配することで告別式の日程が決まります。なので、できるだけ早めに火葬場を手配したほうが良いのかもしれません。告別式はお別れの会も同時に執り行うことが多く、数多くの参列者が訪問することになります。当日はトラブルが発生しないように何度も話し合いながら場所の確認をしてください。葬儀と同様に地域の風習も大切です。都会に住んでいると分からないことがあるかもしれませんが、常に周囲に配慮をしてスケジュールを調節するようにしましょう。
葬儀場の広さや構造、定員などは、それぞれの会場によって大きく異なるため、葬儀の申し込みをするにあたって、納得のいくまで葬儀社側と打ち合わせをする必要があります。例えば、駅周辺や住宅地にある新しい斎場については、葬儀の希望をする人が多く集まる傾向があり、特に土日祝日は通夜と告別式の予約が取りにくくなることもあるため注意しましょう。また、子どもや年配の人が多く参列をする場合は、エレベーターやスロープなどの設備がしっかりと整っているところや、各部屋のスペースに余裕があるところを優先的に選びましょう。
葬儀は通常、故人の遺体を祭壇に置いて行います。遺族や参列者との最後の別れを行い、その後で火葬を行いますが、故人の火葬を先に行ってから葬儀に取り掛かる地域も少なくありません。故人を火葬してから弔うのは前火葬と呼ばれていますが、道が険しい山間地や海沿いの地域で普通に行われています。最初に故人を火葬するのは遺体を保管する都合が関係しているためであり、特に参列者が即座に集まることができない地域では前火葬が主流です。