葬儀に参列するときは、服装だけではなく、髪型やメイク、持ち物やアクセサリーもマナーを守る必要があります。特に女性はアクセサリーのマナーまでしっかり頭に入れておけば、恥ずかしい思いをすることなく、参列者の中で浮いてしまう心配がありません。まず、葬儀に参列するときは、結婚指輪以外のアクセサリーは身につけないのが基本です。どうしても身につける場合は、不幸が重ならないという意味合いから、一連のネックレスまたは一粒タイプのイヤリングを選ぶのがマナーです。
告別式は葬儀と同じものと思われていることもありますが、実際にはこの2つのものは全く異なります。後者は宗教的に亡くなった人を供養するためにおこなわれる儀式です。それに対して前者は、亡くなった人と社会的に別れるためにおこなわれます。宗教の儀式のために葬儀をおこなうのは僧侶などが中心ですが、告別式は亡くなった人との別れを悲しんでいる遺族などが中心になっておこなわれています。こうした式は、江戸時代までの日本ではおこなわれることはありませんでした。
家族葬や一般的な葬儀まで幅広いジャンルがありますが、用途に合わせて選ぶと予算の範囲内でイベントを成功させることができます。ネットで検索をするときはエリアや郵便番号を入力すればすぐに見つかります。分からないことがあれば資料請求をすると詳しく葬儀場の様子を調べることができるので便利です。事前に問い合わせをするとホールの見学ができます。業者に相談をすればプランによって最適な葬儀場を紹介してもらえるので様々なシーンを想定しながら会場を選ぶようにしましょう。
家族が亡くなった時は、すぐに葬儀の準備をしていく事になります。そこで、大事になってくるのが喪主の存在です。喪主は、式の中心的な人物で主に準備をリードしたり、役所に必要な届け出などを出したりとても重要な存在です。また、式当日も喪主が中心となってしていく事になるので、リーダーシップがある人物が相応しいと言えます。そこで、喪主を決める時にはまず故人と血縁関係が深い人を選びます。例えば、故人の配偶者や長男、長女です。