お通夜や告別式などの葬儀が終わると、遺族や親族などの血縁の濃い人が火葬に立ち会い、荼毘に付されてしまいます。葬儀が終わっても、初七日や四十九日法要などの逮夜が控えています。基本的には四十九日までは、仏壇に遺骨を安置します。四十九日を過ぎて喪が明けると、遺骨を安置する必要があります。墓地やお墓を購入する前に、一時的に遺骨を預かってほしい場合は納骨堂を利用すると良いでしょう。優良な納骨堂は、料金がわかりやすく明瞭になっており、電話やメールなどでも問い合わせが出来ます。
両親や祖父母、配偶者などの身内が亡くなった時は、信頼できる斎場に依頼することが大切です。80代以降の高齢者が亡くなった時は、参列する人も高齢なので、体に負担の少ない所を選ぶことが大事です。広い駐車場が完備されている所を選んでおくと、マイカーで移動をすることが出来ます。葬儀業者を選ぶ時は室内を見学させてもらい、バリアフリーの設備が整っているか、確認をしておきましょう。身体障害者用トイレ、多目的トイレなどが設置されている斎場がお勧めです。
日本国内でも地域によって葬式の風習は異なりますので、自分の住んでいる地域に関しての情報を集めておくことは重要といえます。和歌山県の場合、基本的に通夜・葬儀・出棺・火葬の順番で行われることが多いです。しかし、一部の地域では先に火葬を済ませてから葬儀一式を行うこともあるため、事前に親族などに聞いてみましょう。また、県内では階層の返礼品を四十九日を済ませてから渡す風習があります。香典返しはその場で渡すことが多くなっている中、和歌山県では現在でも伝統的な風習を守っているといえるでしょう。
葬式に参列したり執り行う立場になることは滅多にあることではなく、いざそのシーンがやってきた時には身だしなみで頭を悩ませるのではないでしょうか。葬儀ではその場に適した服装をする必要があり、女性の場合には略式礼装の一つとなっているブラックフォーマルと呼ばれる黒のフォーマルウエアが基本となっています。一口に言ってもスタイルはさまざまであり、ワンピースやスーツ、アンサンブルなどどれを選んでも問題ではありません。