1日葬のサービスも業者では提案していますが、葬祭ディレクターいわく、やはり通夜の習慣は色濃く残って欲しいといいます。告別式は儀式であり、建前といった印象もあるようです。しかし、通夜の時間は本来の遺族の姿を映し出す時間だといいます。通夜ぶるまいでは、お酒も振る舞われます。もちろん、火葬場でも食事が用意されており、お酒も振る舞われますが、通夜はインフォーマルな雰囲気だといいます。コレは通夜を執り行う葬祭ディレクターによる経験で培った内容でしょう。
子供の葬儀の服装をどうするかということについては、色々と迷うところがあるかもしれません。小学生でも制服がある学校であれば、制服を着せておけば事が足りるので安心です。問題は、制服のない学校に通っている場合についてです。その際には、できるだけ地味で清潔な格好を心がけるようにします。子供であれば、必ずしも全身黒尽くめの服装をしなければならないというわけではないです。例えば、ベージュのトレーナーにシックなパンツまたはスカートを合わせておけば、それだけである程度フォーマルな装いになります。
葬式には様々なタイプがあり、一般的には一般葬や家族葬と呼ばれる式タイプが多く選ばれています。通夜と告別式を2日間に分けて行うものであり、遺族や親族だけでなく多くの参列者が故人と最後のお別れをする事が可能です。そんな葬式タイプの中でも、種類の1つとして直葬があります。これは通夜や告別式などが行われないのが特徴であり、直ぐに火葬を行い弔う葬式タイプとなります。通夜や告別式などを執り行わないので、葬儀業者によっては葬式タイプとは異なり火葬式や荼毘と呼ばれる事もあります。
葬儀屋の手配をするにあたっては、それぞれの業者がメインに扱っている葬儀のスタイルについて調べたり、平均的な葬儀費用の相場を把握したりすることが大事です。地域の住民から信頼を得ている業者の中には、パンフレットや公式サイトなどに具体的な葬儀の費用について分かりやすく掲載したり、電話で年中無休で費用に関する相談を受け付けたりしているところが多く見られます。そのため、予算内で満足のいく葬儀を行うために、いくつかの業者の特徴を早いうちから比較することが大事です。