遠方で行われる葬儀に参列するときは、新幹線や飛行機、バスなどの交通機関を使って移動することが多いです。ここで一つ頭を悩ませるのが、喪服を着て乗り物に乗ろうか、到着してから着替えようかということではないでしょうか。
宿泊を予定している場合はチェックインしたホテルで着替えることもできますが、お通夜だけに参列してすぐに戻る場合は、服装に悩むことが多いようです。多くの葬儀社には家族の控室が用意されており、遠方から参列する場合は控室を借りて着替えさせてもらえます。
いつものカジュアルな洋服を着て行き、到着したら控室で喪服に着替えればいいので、乗り物の中で快適に過ごすことができます。乗り物に長時間乗っていると、どうしても背中などにシワができやすくなってしまいますから、控室で着替えることができれば大切な喪服にシワができるのを防ぐことも可能です。
もしも不安な場合は、遺族の方にあらかじめ控室で着替えができるかを確認しておくとよいでしょう。また、ロッカーが用意されていたり、着替える場所が用意されている場合もあります。ちなみに、控室で着替えさせてもらうため葬儀場にいつもの服装で行く場合は、シンプルなデザインの黒っぽい洋服を選んで着用すると安心です。
派手なデザインやカラフルな色味の服を着ていると、出入りの際にどうしても目立ってしまいますので、できるだけ避けるようにしましょう。さらに、到着した後に着替えをする場合は、喪服を着用するときに履く黒い靴も忘れずに持っていくことも大切なポイントです。