知らないと大変!いまさら聞けない葬儀ノウハウ

形見分けも頭に入れて終活を行おう

2018年07月31日
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今、テレビや雑誌などで、終活という言葉を見聞きする機会が増えてきました。自分が元気に動けるうちに身辺整理をして、身の回りのものをすっきり片付けておくなど、自分なりにできることから始める人が多いと言われています。

元気なうちに身辺整理をしておくことで、自分にもしものことがあったときに家族が行う遺品整理が非常に楽になります。終活を始めたいけれど何から行ったらいいのかわからない場合は、残された家族に遺品整理の負担をかけないためにも、身辺整理から始めてみるのも一つの方法です。

また、身の回りのものを片付けてみると、形見として家族に持っていてもらいたいものが出てきます。終活をするときは、形見分けに関することも頭に入れた上で行うと、後から形見分けをする手間を省くことができます。たとえば、貴金属や骨董品、着物など形見として持っていてほしいものを選び、クリーニングしてきれいな状態にしておくとよいでしょう。

さらに、誰にどの品を渡したいのか決まっている場合は、リストにしておくことで自分の意思を明確に伝えることができます。ちなみに、非常に高価なものは贈与税の対象になってしまう場合があります。後から面倒なトラブルにならないためにも、形見分けをする際はその点も確認しておくようにしましょう。