人生100年時代とは言いますが、自分の死期は誰にも予想はできず、もしもに備える終活に私物の整理もあります。ここ数年で、パートナーに先立たれてしまい、住まいがゴミ屋敷と化してしまう問題も少なくありません。
この場合には、もし葬儀を執り行うにしても、自宅で通夜が行えないほどに物に占領されてしまったり、世話役に苦労をかけることになりかねません。必要とするのには、すぐに連絡して欲しい人を示すことができる点にもあります。
年賀ハガキや手紙から、親交の深さも見ただけで周りが判断できますし、本人も記録しておくよい機会にもなります。終活は、こっそり行うこともありますが、最近では家族が促すこともあるようです。人間関係のみならず、身の回りを整える意味もあって、借金が発覚したものの、無事に債務処理ができた、そうした事例もあります。葬儀をどのような形式にすべきか、その際に迷惑をかけないように、私物で現金になる物を手放すことも行っています。もちろん、私物には預金通帳であったり、株券などもあるでしょう。こうした財産管理を誰に託すべきか、また終活では遺言書を作成することもあります。管理を託すにしても弁護士に介入してもらい、手短に自宅内、身の回りを整理することがトラブル、親族の紛争をなくす手段でもありそうです。