お葬式をスムーズに進めるためには、葬儀社のサポートのみならず、地域密着型の場合は、お手伝いさんをかって出るご近所さんもいらっしゃいます。接待係を頼まれることもあれば、快く引き受けるでしょうが、控え室で弔問客にお茶を出すだけでも、お手伝いであれば、黒生地の地味なエプロンは必ず持参しましょう。
田舎でも接待や料理など、裏方のお手伝いを頼まれることがあります。どんなときでも、基本は喪服です。近年は葬儀社が様々な役割をしてくれますが、世話役などは信用できる知人に頼むことが一般的です。遺族関係者であるため、喪服に腕章や喪章をつけておきましょう。
田舎では未だに通夜を自宅で、お葬式を斎場で行います。お手伝いさんの役割も変化していて、隣組などのご近所さんで、世話役から通夜ぶるまいの支度まで行われてきましたが、今は、特に都会では葬儀社がその役割を代行しています。
ちなみに、臨終の知らせを受け、自分が知っている故人の友人らに連絡をすることも考えるでしょう。遺族も慌ただしくあるでしょうし、お手伝いになるはずです。しかし、故人との関係の深い友人らに限定しましょう。その場合には、遺族には自分から知らせてもよいか、一言連絡をしておくと二重に連絡しなくてすみます。
交友関係が広い場合もあります。例えば、遊び仲間であれば、グループの内の1人(代表者)に連絡をし、友人を誘い合わせて弔問に来てもらうように促すのがいいでしょう。