葬儀には生前故人の希望がない場合は、残された遺族がプランを考えて準備する必要があります。一般葬以外であれば家族葬のほかに、後日本葬を行う事を前提とした密葬や1日葬といったスタイルなどがあります。色々ある葬式スタイルの中でも、より負担がかからないタイプとなるのが直葬になります。
これは通夜や告別式などを行わず、直接火葬場に行って火葬を行う方法となります。その直葬自体を火葬式と呼んだり荼毘と呼ぶ場合もあり、利用する際は呼び方の違いがある事を把握しておくとよいです。式自体はとても短く、火葬炉に遺族が数名集まって10分程度のお別れを行います。
参列者は基本的に遺族のみですが、場合によっては友人など限られた人が数名参列する場合もあります。ただし直葬の場合は基本は遺族のみと考えておくとよいです。火葬をする前に僧侶の方に依頼することで、読経をしてもらう事も可能となります。
通常の葬式スタイルであれば通夜や告別式などを行う必要がありますが、直葬の場合は斎場自体の利用がなくなります。そのため費用も火葬場の利用の身になる事もあり、費用面で考えると15万から20万程度に抑える事も出来ます。
通常の式に比べると費用面でいえば、かなり負担を減らせる事ができるといえます。