遺族の中には葬儀が終わってからドッと疲れが来ることがあります。大切な人を無くした後に、葬儀の準備や参列者の対応だけでなく、行政手続きや契約の手続きなど一気に様々なことを行う必要があります。短期間で様々なことを行っている間は、緊張感があるため何も起こらなかったのですが、ホッと一息ついたときに疲れが出たりするでしょう。
大切な人を亡くなったストレスは、何よりも悲しみが強いと言えます。喪失感があり、なかなか立ち直れないと言えるでしょう。ふとした瞬間に涙が溢れたり、ぼんやりしたりするかもしれません。精神的につらい状況だと言えます。
葬儀の時には、なるべく周りの親族などに手伝ってもらうのも良いでしょう。喪主が高齢者であれば、無理をせずに休める時に休むようにしてください。喪主の立場からどうしても無理をしてしまいますが、喪主が倒れてしまっては元も子もありません。
慌ただしく動いていたころは、ゆっくりと感傷に浸る時間が無かったでしょう。悲しみが大きければ大きいほど、気持ちが回復するのに時間がかかります。ゆっくりで良いですから、気持ちを整理するようにしましょう。一人で気持ちを押し込めずに、思いっきり気持ちを発散するのも良いことです。