家族葬を執り行うケースは年々増えています。しかし、一般葬と異なるのはどこまで呼んでいいのか、という線引だといえます。こちらに関しては葬儀社に相談してみるとよい提案をしてくれます。基本、喪主と遺族に任せられるのですが、故人の配偶者、直系の血族となる場合には問題なく呼ぶべきです。
故人の祖父母、両親、さらに子供がいれば子供も呼びます。ここからが、線引になるのですがいわゆる「傍系」にあたる親族関係はややこしさがあります。あの人は呼ばれたのに、自分は呼ばれていないといったトラブルになりかねません。
故人と生前関係性が深かった順に呼ぶようにしましょう。たとえば、故人の兄弟姉妹、おじおば、このあたりまでは呼んでおきます。甥や姪に関しては年齢的な問題もあります。故人が可愛がっていたのであれば、呼んでよいでしょう。
しかし、家族葬の人数は10名から20名規模です。あまりに参列者を集めると、一般葬プランに切り替わることもあるので注意しましょう。故人との関係者が少ないとなるなら、喪主との関係によって呼んでもよいでしょう。目安にしたいのは、故人の兄弟姉妹と同じ距離感の人まで、そうした区切りをつけるとよいでしょう。他には、電話にてその旨を伝えて了承してもらう配慮もしておきます。