知らないと大変!いまさら聞けない葬儀ノウハウ

持参するべきものの一つに香典がある

2022年11月05日
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葬儀に持参するべきものといえば香典です。これにも色々と守らなければならない作法というのがあったりするわけですが、まずは袋です。現金をそのまま裸で渡すなんていうことは当然誰もしないでしょうが不祝儀袋というのがあるんでそれをしっかりと持っていきましょう。

表書きは宗教によって変わってくることではあるのですが仏教であれば御霊前とか御仏前といったような文言になります。水切りは結び切りを選びます。これはほどけないという意味があり、二度と不幸が起きないようにという意味合いで使われています。

熨斗などは不要です。不祝儀袋は紙の質とか飾りが豪華であればあるほど格が高いとされていますがこれはいくら包んでいるのかということによって選ぶようにしましょう。それなりの金額であっても慎み深く質素な感じのものを選ぶというのは悪くはないのですがその逆というのはあまりよろしくないことになるからです。

香典の金額に関してもそれなりにマナーがあって付き合いの程度によって金額を変えるということが一般的な常識の範疇になっています。故人に対する想いであったりとか遺族に対する援助の一環でもあるのが香典です。葬儀にはそれなりにお金がかかるわけでもありますから、その援助のような要素もあるので少なくとも自分がいったことによって相手がマイナスになるような金額にはしないことにしましょう。