2022年11月24日
葬儀を執り行う際に葬式タイプを選びますが、種類の中の1つとして密葬があります。勘違いされやすい葬式タイプであり、秘密で執り行う式と思われがちですが内容は異なります。密葬の場合はあくまでも後日本葬やお別れ会などを執り行うことを前提としており、けして秘密にして執り行う葬式という意味ではないのがポイントとなります。
まず密葬自体は後日の本葬の前に行う式であり、式自体は通夜と告別式を2日間に分けて執り行われます。ただし参列者は限られた友人程度のみとなるので、葬式自体の規模としては小規模な式となります。また密葬自体は本葬やお別れ会を後日やる事が前提なので、選ばれるのは社会的に地位の高い人や業績を残した人などが多くあります。
また他に芸能人などの有名人なども、葬儀に参列を希望する人が多いことが明らかに想定できる故人に対して行われる葬式タイプとなります。本葬やお別れ会が行われるので事前に密葬自体は、残された遺族側へのための葬式という意味合いもあります。
有名人だからこそ多くの人がきますが、遺族にとっては家族となります。そのため密葬を事前に執り行う事で、遺族が故人と最後のお別れをゆっくり行う事ができるというのがポイントとなります。