2023年01月19日
一昔前は通夜式は家族やごく親しい人が集まり夜を過ごすものとされていましたが、近年では半通夜と呼ばれる、宗教的な儀式からその後の通夜振舞いと呼ばれる食事まで数時間で終了するようになりました。会葬者も解散するので、遺体安置がされている施設で一晩過ごすのは、喪主だけとなるケースが一般的です。
都市部などでは翌日の葬儀や告別式には足を運ばず、お通夜にのみ参列する人も増えています。告別式よりも通夜の方が時間が短かったり、会社後などでも足を運びやすいというのが理由となっています。そのことも影響し、一昔前のように平服で参加する人はほとんどおらず大半の人が礼服を着用するようになりました。
平服で参列してしまうと失礼に当たってしまったり、周囲は皆んな礼服ということから浮いてしまう可能性があるので気を付けましょう。通夜振る舞いに声をかけられた場合には基本的には参加することがマナーであり、箸をつけることで故人を供養することを意味しているので食欲がなくても箸をつけることが大切です。
通夜式にのみ参列する場合には、通夜式に香典を持参することになりますが告別式も参列する際にはどちらか片方にのみ持っていくことがマナーです。