2023年01月27日
葬儀を執り行う場所の選択肢の一つに自宅がありますが、近年では自宅葬は滅多に見ることはなくなりました。自宅内に祭壇を飾ったり、棺を安置できるスペースが必要なことはもちろん、会葬者が参列可能な広さの部屋があることが必要になってきます。
それだけではなく棺の出入りが可能であり、霊柩車などの車両を止めるスペースがあるかなどあらゆる条件を満たすことが必須です。もちろん自宅で執り行うことにより式場を利用する際に発生する料金負担がなくなるので、金銭面の負担の軽減につながります。
しかし葬儀社に依頼してサポートしてもらうことが必要となるケースが大半であり、それほど料金に大きな差が生まれないこともあるので、しっかり比較して決めるようにしましょう。最期の時を自宅で過ごさせてあげることが出来ることから、自宅葬を選択する人もいますがその場合には会葬者の数にも注目しておくようにしましょう。
会葬者が多いにも関わらず、狭い自宅で葬式を執り行うとなれば会葬者が中に入りきらず迷惑をかけてしまうことにもなりかねません。もちろん火葬場からの距離も考えておく必要があるので、本当に無理なく執り行えるのかチェックした上で決めるようにしましょう。