2023年04月05日
葬儀の種類の1つとして直葬があり、特徴として通夜や告別式を執り行わないという点が上げられます。直接火葬場で最後のお別れを行う式となるので、他の葬式と比べとかなり違いがある事がわかります。葬式タイプとして1つの種類になりますが、直葬ではなく火葬式や荼毘といった呼ばれ方をする場合もあります。
実際に直葬を執り行う上でのメリットですが、やはり費用面をぐっと抑える事が出来るという点が上げられます。斎場の利用が全くないので、費用面は火葬場の利用や僧侶の方を依頼した際の費用だけになります。そのため葬儀にかかる負担も含めて、費用を抑える事ができる式タイプの1つといえます。
逆に注意すべきポイントですが、菩提寺がある場合は直葬自体は許可を得る事が難しい場合もあります。通夜や告別式事態は故人への供養という意味合いも含まれているので、それをせずに直接火葬するという事自体に許可が得られない可能性も大きくあります。
また立会ができる遺族側もお別れ自体は10分程度で、直ぐに火葬されてしまいます。そのためお別れをする時間が極端に短いので、実感を持てずに火葬がされてしまうという事も多いです。また事情などによって選ばれる直葬ですが、場合によっては批判が出てしまう可能性もあります。