2023年04月11日
一日葬は近年注目を集めている葬儀スタイルの一つであり、通夜式を行わないという点が最大の特徴となっています。臨終を迎えたら、死亡診断書の受け取りをして遺体の搬送が行われ、その後は葬式の打ち合わせや相談をして納棺や告別式、出棺をして最後に火葬とお骨上げがあります。
精進落としも行われるケースが多く、通夜がないという点以外は通常の葬儀と違いはほとんどありません。逝去後には葬儀業者に連絡をして、遺体を搬送してもらうことが一般的ですが早い段階で業者を決めておかないと、いざというシーンでは焦ってしまい本当に最適な業者が見つけられないということになりかねないので気をつけましょう。
法律により亡くなってから二十四時間を過ぎなければ火葬を行うことはできないと決められているので、通夜式を行わないからといってすぐに火葬できるわけではないことも頭においておきましょう。一日で終わらせることが出来るので精神的な負担や肉体的な負担の軽減につながるという点は、大きなメリットではないでしょうか。
事前に親族や親しかった人、お世話になった人などには連絡をしておかないと一般的な葬式同様に二日に分けて執り行われると考えて足を運んでしまう人も出てくるので気を付けなくてはなりません。