2023年07月23日
葬儀を執り行う際に葬式タイプが複数ありますが、その中で1日で葬式を済ませる事ができる1日葬があります。通常であれば通夜と告別式を2日間に分けて行われますが、1日葬の場合は通夜は行わないのが特徴です。告別式と火葬を1日で執り行う葬式となるので、費用面や負担などを抑える事ができる葬式タイプとなります。
ただし負担を抑える事ができる葬式ではありますが、執り行うためには注意点も把握しておく事が重要です。まず葬式の通夜や告別式は故人との最後のお別れの場だけでなく、仏教では供養という意味合いもとても重要となってきます。
そのため1日で葬式を済ませてしまう場合、菩提寺がある場合は許可を得る必要が出てきます。また昔からの風習や習慣などしきたりなどを重んじている地域などの場合、通常2日間で行う葬式を1日で行う事自体をよしとしない場合もあります。
そのためその場合も1日葬を執り行う事を説明して納得してもらうという事も、必要になってくるので参列者側への配慮も重要となってきます。また1日葬を執り行った場合に葬儀での負担は抑える事が出来ますが、都合が合わず葬式に参列出来なかった人達が後日弔問客として訪れる事が増える可能性も理解しておく事がポイントとなります。