2023年11月23日
香典は葬儀には欠かせないものですが、頻繁に包んで持っていくことがあるわけではないのでマナーで悩むことも多いのではないでしょうか。その際に気をつけなくてはならないのが、金額や包み方です。金額は身近な人になるほど多くなりますが、あまりに高額をそれほど親しくない間柄の人が包んでしまうと香典返しでかえって負担を与えてしまうことにもなりかねないので気を付けましょう。
香典袋で市販されているものは大半が中袋がついていますが、中には中袋が付いていない香典袋もあります。その場合は直接香典袋にお札を入れることになりますが、中袋が付いていないからということが失礼にあたるわけではないので問題はありません。
お札の入れ方として、香典袋の表側にお札の裏側がくるように入れることで悲しみの気持ちを表すことができます。お札の上下は地域性があるのでチェックしておくべきですが、表裏に関しては全国同じなので間違えずに入れることが重要です。
通夜式と告別式の両方に足を運ぶ場合でも、香典は片方にのみ持参することがマナーです。両方に持っていくと苦しみや不幸が二重するという意味になってしまい、マナー違反となるので充分気を付けておかなくてはなりません。