知らないと大変!いまさら聞けない葬儀ノウハウ

DIY葬という考え方は避けておこう

2024年03月03日
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最近では、自由葬が定着していますが、その中には「DIY葬」という内容もあります。これは葬儀社の手を借りず、遺族だけで執り行うという内容ですが、巷で周知されていないのは、遺族にばかり負担がかかるからです。

後悔する可能性を秘めているからです。葬儀社では、新人も育成プログラムにて遺族に対するマナーを心得てからお仕事を担います。その1つ1つのサポートは、洗練されています。直葬であれ、密葬であれ、DIY葬はムリがあります。

特に気をつけるべきはご遺体の扱い方になるでしょう。もちろん、数々の業者がいるため失敗したくないと考える遺族もいるでしょう。最近では実店舗のないネット系の業者さえいます。後悔や失敗を恐れるなら、葬儀社に頼みましょう。

それでもDIY葬という書籍が出版されているので、そうした考え方にもなるのでしょうが、優良業者いわく、こうした書籍は事実として間違っている箇所が多々あるといいます。また、遺族にそれらの作業をやらせるのは負担になるといいます。

例えば、故人を専用車両に運ぶにはストレッチャーを使いましょう。確かに、費用はかかります。ですから搬送費用を浮かしたい気持ちも分からないワケではないですが、故人はモノではありません。代償を考えると業者に任せるべきです。それでもネットではDIY葬セット(棺と骨壺)が販売されているため、執り行うカタチが少なからず見られるようです。