知らないと大変!いまさら聞けない葬儀ノウハウ

1日葬というのは問題になるのか

2024年03月23日
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1日葬を執り行いたい、最近では未亡人になる女性や疎遠となっている核家族などにおいて相談される内容だといいます。決して葬儀費用をケチりたいワケではないのでしょうが、中には、故人との関わりが少ないことや、交友関係が少なく、参列者がいないこともあり、家族葬の1つのカタチとして1日葬を執り行うケースがあるようです。

通常なら、通夜が行われてから翌日に告別式という2日間行われるのですが、1日葬の場合には通夜を行いません。通夜を行いたくない理由としては、高齢者の参列が大変であろうという内容もありますが、面倒くさい、行う意味が分からないということもあるようです。

通夜を執り行う理由として菩提寺の影響力の大きさがあるようです。お坊さんとしては、通夜用のお経があり、葬儀には葬儀用のお経を用意してあり、儀式として途切れさせてはならず、成立させなければならないとされています。

しかし、最近ではコロナという理由もあり、遺族が1日葬を相談する件数は増えています。人が密集する機会を減らす必要も現にありますから、通夜を省きたい理由としては正しい判断です。もちろん、火葬だけにするとなれば、故人を偲ぶ気持ちにある友人・知人などの参列者からは批判的な行動だと指摘されるかもしれません。

お勤めの帰りに寄れる通夜、友人・知人などの関係者が参列しやすいということを理解した上で、誤解なく執り行えるなら、業者に相談してみましょう。