知らないと大変!いまさら聞けない葬儀ノウハウ

ましものとき知っておくべき葬儀の基礎知識

2016年08月01日
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もしものときにあわてないためにも、日頃から葬儀に関する基礎知識を理解しておくことは、大人のマナーとして必要なことです。まず訃報を受けてから葬儀までの流れをみてみましょう。もし危篤の連絡を受けたら、可能な限り早く駆けつけることが大切です。遠くに住んでいる場合には、あらかじめ宿泊や喪服の準備も必要ですが、それとは気づかれないような配慮も忘れないようにしましょう。訃報が届いた場合には通夜、告別式の会場を確認して喪服と香典の用意をします。供物や供花を手配する場合は祭壇の飾りつけが始まる前に届くよう、早めに業者に依頼しましょう。故人との親交が深かった場合は通夜と告別式の両方に参加しますが、直接面識がなければ告別式のみに参加します。

事情により通夜や告別式に出られないときには、早めに弔電を打ち弔意を表します。また後日弔問に伺うかお悔やみの手紙を出すなど、真心の対応が大切です。葬儀に参列するさいの服装は、取り急ぎ通夜に駆けつけるときは平服で構いませんが、通常はブラックフォーマルの着用が一般的です。光沢のない黒や地味な色のスーツなどが望ましいでしょう。女性は光るアクセサリーなどは控え、真珠の一連のネックレスなどにとどめましょう。いずれにしても、遺族に対し哀しみの心を表す華美でない装いで訪れましょう。会場には10分くらい前に到着し、受付でお悔やみを述べ香典を渡します。香典の金額は故人や遺族との関わりや、持参する方の立場や年齢によって変わりますが、親せきや友人、職場関係などで一般的な金額の指標はあります。

また故人の遺志により香典などを辞退されることもありますので、事前の通知をよく見ておきましょう。会葬では宗教宗派により礼拝の仕方が異なりますが、もっとも多いのが仏式による焼香です。一礼して焼香台の前に進み祭壇の遺影に一礼し合掌したのち、香をつまみ目の高さまであげ香炉にそっと落とします。再び合掌してご冥福を祈ったあと祭壇から後退し、遺族に一礼して席に戻ります。着席した状態で香炉を回して焼香する場合もありますが、何より大切なのはご遺族や故人に対する想いなので、あまり緊張せずに行ってください。告別式は友人知人が故人とお別れをする最後儀式です。閉会後は火葬場へ向かうための出棺となり、参列者も花を捧げ故人との最後のお別れとなります。

出棺のとき一般の参列者は会場の外に整列してお見送りをします。以上が参列者側から見た流れになりますが、突然のことに慌てず落ち着いて取り乱すことなく、ご遺族の哀しみに寄り添う心が大切です。

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